昨年の3月から8月まで、台湾師範大学に語学留学しました。間もなく古希を迎えるシニアのキャンパスライフ。若い人たちに混じって、どんな生活を送ったのか、半年間の記録です。
その後も、日本と台湾を行ったり来たり。新型コロナが収まれば、また留学の予定。その時は、もう70代だ。
この書き込みは、“三國爺爺の「留学のすすめ」”から転載しました。
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2019年3月4日
なんと、オリエンテーションの日にちを間違えていた😅。スマホのカレンダーにも3月1日、オリエンテーションと書いてあるのに。これなら、もう少し南部をゆっくりと見て回る事ができた😔
オリエンテーションは大勢の新入生が集まってくるので、いくつかの大部屋に別れて行われる。
日本人は一大勢力なので、専用の部屋も幾つか用意されており、日本語で説明してくれる。そして日本人ボランティアもいるので、安心。
実は説明会の話は、あまり理解できていない事が、後で分かった。
・レギュラークラスは、毎日の授業は2時間だが、補助授業を受けなければならない(一ヶ月単位で、一日に3時間の学習が必要)
・中国語のレベルに応じて、受けるべき補助授業が違うこと
・ビザの更新について
等々。でも、一番肝心なのは、「明日、何時にどこの部屋に行けばいいの?」
全体説明が終わり、少人数に分かれて案内をしてもらった。この時、追加質問ができる。
図書室。入退室時に学生証に時間を記録、補助授業の時間を稼ぐ。ビザ対策のため、月に20時間以上の自習時間が必要。10時を過ぎると、ほぼ満席になる。
掲示版は自由に使える。ここには部屋やアルバイトの紹介、言語交換の相手募集などが貼ってある。
補助授業は図書室での自習以外に、大班課という大クラスでの授業を受ける必要がある。この大クラス授業は無料なので、進んで受ける人と、ノルマで受ける人がいる。
実際の大班課。いろいろなレベルの学生が参加するので、先生も工夫が必要。写真は、一番お気に入りになった授業。理髪店で注文をつけるのがテーマ。
教科書など書籍、雑誌の即売もしていた。
この日の事が、言語交換アプリの「Hello talk」に投稿してあった。
横道にそれるが、ハロートークは語学勉強者にとって、すごく便利。中国語(繁体字)で投稿すると、間違えている部分を、見知らぬ台湾人や香港人が直してくれる。しかも、反応が早い。
もう台湾に来て16日目になるのか。間違いを気にせず、日記風に投稿を続けており、この頃は若かったなぁ(68歳)😆。
ハロートークは良い事ばかりではなく、鬱陶しいことも多々ある。