台湾のコンビニに入ると、どこでも茶葉蛋（台湾風煮卵）を煮たり保温したりしている。そのため、店内は独特のにおいが漂っている。この炊飯器に似た形の、保温しているのが電鍋で、とても便利だと言われている。
電鍋と言えば大同公司の赤いのがかわいい。私も10年以上前に大同電鍋が欲しくて、ついに旅行中、カルフールで大きな電鍋（10人用）を買ってきた。ところが女房は興味を示さず、結局は一度も使わずに友人にあげてしまった。今、電鍋マグネットだけは冷蔵庫で活躍している。
今回は大同電鍋愛好者にも読んでもらえるよう、日本語訳を付けておきます。
大同電鍋什麼菜都能做嗎？
在台灣號稱一家不只一台，有一台以上都不奇怪，普及率 No.1的家電「大同電鍋」。只要插上插頭就能做出多樣菜色，而且安全性極佳，這款電鍋在居家以外亦廣泛被使用，便利商店或街角的小吃店也經常能看到。
標題的疑問，可以說對，也可以說不對。只要想做的菜幾乎都做得出來，但是不能一直只用大同電鍋去煮菜。和日本一樣，當然需要依照用途，選用炒鍋或砂鍋等不同器具。
電鍋形狀的容器當中，分成負責加熱的外鍋，可以取出的內鍋，內外鍋之間是隔水加熱的構造。以水量調整加熱的時間，水一燒完就會自動切掉電源，或是進入保溫模式，閒置也不用擔心有失火的危險。近年來，這種電鍋在日本也可以買得到，2019年甚至成為在雜誌上被介紹的熱賣商品，應該不少人已經知道它的魅力了。大同電鍋在台灣從1960年代開始販售之後，徹底征服所有的台灣家庭，至今仍是受民眾愛戴的國民家電。
為何台灣人會如此熱愛這款電鍋呢？主要有三大理由：第一個，符合台灣家常菜所需的烹調手法，比如蒸肉包，也就是說也比起煮米飯，別的功能更有所需求；第二個，只要有插頭就能一次做出不同的菜色；第三個，不用擔心焦掉或失火，安全性很高。大同電鍋採用隔水加熱的方式，一定有「蒸」的功能，除了煮飯以外，燉、煮、保温等功能也辦得到；用較淺的內鍋疊成雙層，上面再加上蒸籠的話，可以一次煮三道不同的菜，簡直是超級方便的萬能烹飪道具。因此不少台灣人出國留學、外派工作或嫁到國外時，都會特別帶著大同電鍋。
（メモ）
茶葉蛋＿＿＿香辛料で煮た台湾風煮卵
號稱＿＿＿＿〜と称する／〜として知られる
煮菜／烹飪＿料理する
保溫模式＿＿保温モード
閒置＿＿＿＿そのままにしておく
燉＿＿＿＿＿煮込む
「台湾人の当たり前」（三修社）は１テーマにつき４ページで、50テーマを取り上げている。いずれも見開きの左頁が中国語で、右頁が日本語訳。日本語だけ読んでいても面白いと思う。
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