世界遺産「平遥古城」の旅行記は、筆が進まなくなっている。理由は分かっており、観光スポットが取り立てて書くような所がない。では、つまらない街かというと、とんでもない。明時代の城壁が残されているし、城内はどこを歩いていても、明や清の時代の中国を感じる事ができる。ただ、人気のスポットは観光客が多すぎた。
平遥に来たら、必ず見学してもらいたいのは「日昇昌票号」。「票号」というのは、今の銀行のようなもの。日昇昌票号は、中国最初の票号と言われ、日本にも支店があったらしい。今は票号博物館になっている。何故こんな田舎町にと思うが、流石に山西商人の町だ。
山西商人については、以前にも書いたが、金儲けが上手い人たちは、世のやっかみを受けやすい。
ここで発行される「滙票」(為替)は、全国に通じるので、私も発行してもらった。150年前なら、大金持ちかもしれない。
あと、ホテル。四合院造りのホテルがたくさんあり、迷った。街も大きくないし、たぶん、どこに泊まっても同じようなものだと思う😁。
この写真はトリップアドバイザーさんのものです。
さて、いよいよ大同に向けて出発。特急で7時間、「すぐ近くです」だ。
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