ちょっと台湾で暮らしてみる

2023年12月から台中短期留学。主にB級グルメ&朝食

中国の歴史を歩いてみる①(山西省)

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「ちょっと中国旅行を一週間」。
2017年8月の中国・山西省旅行の記録です。平遥古城雲崗石窟、雁門関の3つの世界遺産と、市街地を囲む城壁がライトアップされた大同市、さらに中国語の先生の結婚式にも参加させてもらいました。

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司馬遷の「史記」に魅せられた日本人は多いと思う。とくに「春秋戦国」時代の攻防は、自分も同時代を生きているかのような錯覚を覚える。

春秋時代、初めて覇者となったのは晋の文王だ。その後、強国の晋が韓、魏、趙の三国に分裂した以降が戦国時代と呼ばれているのは、学校で習った。

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(写真は、「世界の歴史まっぷ」さんから拝借)


その晋の故地が現在の山西省であり、山西省は、今でも「三晋」と呼ばれる。

山西省漢民族と異民族の接点にあたり、2000年以上も攻防が続いた。劉邦(漢の高祖)が匈奴に7日間も包囲された白登山は大同市の郊外にある。今から2200年以上も前の事だ。

以上、世界史の時間でした。


名古屋から山西省省都の太原市までは直行便が出ている。ホテル(三晋国際ホテル)に着いたのは、もう午後9時を過ぎていた。

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翌日は朝から新幹線で世界遺産の平城古城に行く予定だったが、せっかくだから、午前中に「晋祠」を回ることにして、タクシーを呼んでもらった。

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「晋祠」は、晋の前身である「唐」の建国者、唐叔虞をまつっている。

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この人が唐叔虞。

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ところで、「唐」と言えば、最近までテレビで「随唐演義」というドラマをやっており、はまっていた。最後に美味しいところをさらって行ったのが「唐」の太宗、李世民。家臣を従えた銅像が建っていた。

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見学を終えて太原まで戻るつもりだったが、運転手と交渉成立で、次の目的地である平遥古城近くの「喬家大院」(豪商の邸宅。300以上の部屋と、中庭が6つもある)までタクシーで行く事になった。

新幹線代や時間を考えると、かなりお得な交渉が出来た😆


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