「包青天」は北宋時代(1000年くらい前)のお役人、中国で最も有名な歴史上の人物の一人。本名は包拯、朝廷での位は、高いことは高いが、まあ、それなりだ。
役目は、最高裁の長官か。皇帝の親族でも、自分のかわいい甥でも、公正無私の心(青空のように澄み切った心。だから、包+青空=包青天と呼ばれる。特に中国では稀有の存在😆)で裁いた。水戸黄門や大岡越前守を合わせたような人だから、1000年近くも中国人の心を掴んでいる。
もちろん、テレビドラマになりやすく、日本でも放送された事がある。これを見るまで、包青天の事は知らなかった。
この本は愛知県図書館で借りてきた。児童向けのようで、字が大きく発音記号(ふりがな)がついている。これは、ありがたい。
私が台湾でよく行く本屋さんは市政府駅にある誠品書店。日本の翻訳物も、結構揃っている。特に東野圭吾さんなどは人気がある。誠品の5階には子供向けの本があり、ヨシタケシンスケさんの絵本を買ったりしていた。
今回の「包青天」は、愛知県図書館で借りてきた。中国語の書籍がたくさん置いてあり、その一画で古典文学名著を見つけた。読むのは大変だが、話の内容は少し知っているので、流し読みでも何とかなる。
簡体字だけでなく、繁体字を使った台湾華語や台湾語の本も少しずつ増えてきている。
包青天が現在の日本にいたら、政治家は一掃されるに違いない😓。
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