いつも利用している図書館は、名古屋市立の鶴舞図書館だ。名古屋市にはこの鶴舞中央図書館を中心に、20くらいの分館がある。
今日は名古屋市ではなく、愛知県立図書館に行ってきた。この県立図書館、以前は名古屋市のど真ん中、繁華街の栄にあり、今はオアシス21広場になっている。30年ほど前に現在地、名古屋城の外堀の内側に移転した。
私は中国語を勉強中なので、気になるのは中国語関係の書籍。いっぱいありました。しかも中国語で書かれた書籍。左側の列全部と、右側の棚にも広がっている。
まあ、簡体字(中国大陸で使われている簡略化された文字)が多いのは仕方がないが、繁体字(台湾や香港、世界中に広がっている華人の多くが使っている)で書かれた書籍も、そこそこにある。
歴史好きの自分にピッタリのコーナーがあった。しかも、繁体字で書かれている。さっそく図書カードを新規に作り、借りてきた。テレビの連続ドラマとして放送された「青包天」、現在も放送されている「隋唐演義」。
日本人向けの中国語勉強コーナーには、台湾華語(台湾で使われている中国語)の他、台湾語(もともとは福建省南部で使われていた閩南語。多くの台湾人が、今でも母語として使っている)の本もある。
県図書館はお城の外堀の中にあるため、名古屋城の天守閣も、よく見える。鶴舞図書館に比べるとゆったりしており、学習コーナーも楽に座れる。しかも、5階には名古屋のソウルーフード「寿がきや」が入っているのも嬉しい。
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