動画を見てもらえれば、説明不要かな。台湾に暫く滞在した事がある日本人なら、誰でも懐かしむ「乙女の祈り」。
ある時、台湾に住む二人とzoomでお喋りしていた。二人とも台湾人と結婚して、それぞれ新北市と基隆市に住んでいる。話している最中に音楽が聞こえてきたので、ひとしきりゴミ収集の話で盛り上がった。
私は新北市にある国際学舎という施設を常宿としていたので、ゴミの捨て方は知らなかった。それでも、燃えるゴミとペットボトルなどの不燃ゴミは分別していた。キッチンに「豚のえさ」用のゴミ箱があったので、宿舎でブタを飼っているのかと思っていた。
で、このゴミ収集車。決まった時間、場所に日に2度回ってくるらしい。日本だと、決められた場所にゴミを出しておけば、良い。だけど、台湾はゴミ収集車に自分で放り込むのが普通だ。なので、ゴミ収集車に遅れたら、家に持ち帰ることになる。
ゴミ収集の時間が迫ってくると、徐々に人が集まってくる。時間が決まっていると言っても、「乙女の祈り」が聴こえてからゴミを持って飛び出して来る人も、結構いる。
ずっとゴミ収集車は黄色い車と思っていた。ところが、黄色い車の後を金魚のフンのように白い車が続いていると教えてもらった。場所によっては白い車が2台続いている。こちらは不燃ごみや「豚のえさ」。自分でゴミ箱に放り込む。
こちらの動画を見ると、ゴミの出し方がよく分かります。
このゴミ収集車の係員について、師範大学で使っている教科書にも書いてあった。清潔隊員と言い、給料も良いので、大学院を出た博士も応募してきたりする。採用試験はかなり厳しい。
でも、台湾人のモラルは高いなあ。それと、独身サラリーマンなどは大変だと思う。
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