中国の歴史遺産を訪ねる山西省の旅(2017年)、今回は大同市郊外にある雲崗石窟です。雲崗石窟は、敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟と並び中国三大石窟の一つと言われています。
雲崗石窟が造られ始めたのは今から1500年以上前の北魏時代。まだ日本には仏教が伝わってきておらず、飛鳥、奈良時代の仏像の多くは北魏様式と言われている。
北魏は鮮卑族が4世紀に建てた王朝だが、漢化政策を進め、仏教を深く信奉したことで知られ、古代日本の国家体制や仏教文化に大きな影響を与えた。
雲崗石窟は、北魏の都の平城(大同市)郊外の洞窟に3000体以上の仏像が彫られ始めた。なかでも5世紀末に造られた曇曜石窟(第16〜20窟)は規模も大きく、美しい。このため、雲崗石窟に入ったら、まずは曇曜さんに挨拶しておきましょう。
石窟までは、少し歩く。
橋の向こうに石窟群が見えてきた。
仏像が多過ぎるので、事前にポイントをチェックしておこう。修繕中の洞窟もたくさんある。
これは何だ? 凄い人だ。
とにかく、きりがない感じ。
この時、まだ67歳。翌年、台湾に語学留学もしたし、元気だったなあ😆
70歳を過ぎたら、急に体のあちこちが衰えてきた。