名古屋人にとって、台北の悠遊卡(ゆうゆうカード)に当たるものはマナカだ。ほぼ、市内の地下鉄に乗るためだけに使っていたが、出張先の東京の地下鉄でも使えるようになった。
そして、残高が足りない時は、料金をチャージしないと改札機を通れない。
悠遊卡は違う。1元でも残っていれば、普通に地下鉄に乗る事が出来、降りる事もできる。カードの残高がマイナスになるだけ。これは便利な仕組みだ。ところが、一度だけ、困る事があった。
すでに地下鉄でマイナスになっていた事に気づかずにバスに乗ってしまった。乗車時にカードを感知させると、料金不足。小銭が見当たらない。
ご存じの通り、バスの中では両替はできないし、お釣りも出ない。後ろには乗客が続いている。かなり焦った😅
だが、ここは台湾。様子を見ていた運転手が一言、「大丈夫、中に入って」。
結局、ただ乗り😆
このバスは路線番号が「緑9番」。MRTの緑線(新店ー松山)につながっている小型バス。地下鉄駅から宿舎まで、毎日、利用している。運転手さんは、大体は顔なじみだ。地元の客だと、席が空いていても、わざわざ運転手の横に座って世間話をしたりする。
運転手さん、途中でバスを停めて弁当を受け取ったりもしている。宿舎仲間の韓国人女性が、運転手たちの飲み会に誘われた事がある。ついでに私も誘われたので、付いていった。ちょっと日本では考えられないシーンだ。
でも、台湾では何でもありだ。
台湾に着いて、直ぐに銀行口座を開きに行ったが、その日、対応してくれた子や上司と一緒に晩飯を食べに行った。
下の写真は、友達の手続きに付いていった時。左側が窓口担当者。
悠遊カードに話に戻さなきゃ。
残高不足は頻繁に起きそうな気もするが、私は一度だけだ。というのも、「吃到飽」(本来の意味は食べ放題)という、地下鉄とバス乗り放題の定期券を買っていたから。これは、重宝した。