2017年８月の中国・山西省の世界遺産巡り、平遥古城を巡った後は、列車に７時間乗って、大同市へ。大同の次の大きな駅は内モンゴル自治区の呼和浩特（フフホト）。この付近では漢民族と異民族の戦いが繰り返され、４世紀末には異民族が建てた北魏の国都となっている。
中でも有名なのが、劉邦（漢の高祖）が匈奴の冒頓単于に七日七晩も包囲され、こっぴどく痛めつけられた「白登山」。以後、漢は匈奴の風下に置かれたわけだが、タクシーの運転手が「何にもない所だよ」というので、行けずじまいだった。せっかく大同まで行ったのに、後悔している。
他には、中国三大石窟の一つ、世界遺産の「雲崗石窟」があるが、これは次回。
大同に行ったら、ぜひ修復された城壁に上ってみてください。なぜか、殆ど人を見かけなかった😆
夜は、ライトアップされています。
城壁には殆ど人がおらず、見かけたのは二組三人だけ。他に人がいないので、少し話し込んだ。陽気なイタリア人で、中国の次には日本の京都、仙台に行くと言っていた。いちおう名前を名乗りあったら、「デル・ピエロ」。
ん、デル・ピエロ？
デル・ピエロなら、サッカーファンなら誰でも知っている、イタリアの名門ユベントスで10番を付けていた。私も名前は知っているけど、顔は知らなかった。そんな有名人がこんな所にいるとは思わず、冗談だと思った。なので、「私は日本人、名前はホンダ（本田圭佑）」といい加減に名乗った。「おーっ、ミラン・オンダ！」。
家に帰ってから気になったので、写真を確認した。奥さんが写っている写真もあった。
まさかデル・ピエロが翌年、岐阜に来るとは😆。ただ、女房に言わせると「似ているだけで別人じゃないの！」。
大同市内では、おすすめの「風臨閣」のシューマイを食べに行ったが、夜、昼とも満員。こちらは一人だけなので、入れなかった😂。
観光は鼓楼、九龍壁、華厳寺などを見て回った。
如来像の写真がたくさんあるので、どれが誰だか分からなくなった（すいません）。
華厳寺の前は大きな華厳広場になっており、思い思いに歌を歌ったり、ファッションショーの練習をしたり、市民の憩いの場になっていたぞ。
