2月24日
屏東県は台湾最南端の県だ。パイワン族やペナン族などの原住民も多く住んでいる。恒春や、墾丁国家公園など、自然の景観にも恵まれており、屏東市に県政府が置かれている。屏東市は高雄市に接した、人口20万の中核都市。観光や農業が主産業らしい。水産業も盛んで、とくにクロマグロが有名。泊まったホテルも「鮪魚家族飯店屏東」、このホテル、マグロ尽くし😆。
台湾ランタンフェスティバルの主会場は大鵬湾エリアにあり、市内からけっこう遠い。台湾鉄路で屏東駅から潮州駅に出て、無料のシャトルバスに乗る。潮州駅を出ると、無料バスに乗るため、人が凄く並んでいる。
そりゃ、そうだ。人口2500万の台湾で、期間中に1000万以上、多い日は一日だけで150万人が集まるイベントだ。広大な敷地で、シャトルバス乗り場に戻るのが大変だと思っていたら、タクシーを呼んでいた台湾人が高雄まで乗せてくれた。
結局、そのまま屏東まで同じタクシーで帰る事になったが、このタクシーの運転手、途中で「美味しい魯肉飯があるから食べて行こう」と、奢ってくれた。今でも連絡を取り合っている。
話を戻します。ランタンフェスティバルのメーンランタンは干支になるのが普通だが、屏東の主燈は売り物のクロマグロ。
日本の自治体も毎年、参加している。「名古屋もあるでよ」
持ち回りで開かれている台湾ランタンフェスティバルは、2020年は台中市で行なわれた。今年は2月26日から3月7日まで、新竹市の中心街で開かれる。
翌日、お昼もやっている屏東観光夜市で昼飯を食べたあと、地元のデパートを見物してきた。「屏東太平洋百貨」の地下フードコートで名古屋発祥の「寿がきや」を発見。名古屋人としては見捨て難いが、お腹が受け付けない。「寿がきや」はずいぶん前から台湾に進出しているが、台北では士林以外は撤退したらしい。南部では高雄にもある。
ホテル近くの路地で、面白いところを見つけた。「全館 日本切貸」😆。とにかく安い!
屏東市の中心は地図の右上、メーン会場の大鵬湾は地図の下。屏東市の中心街に近いホテルを取ったが、高雄のホテルで良かったかも。
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