2016年の写真が見つかった。
烏山頭ダムは戦前、日本人技師の八田與一さんにより、造られた。当時は東洋一の規模だったらしく、ダムが出来たことにより、不毛の地が大耕作地帯となった。八田さんは、台湾では最も尊敬されている日本人の一人だ。
最寄りの隆田駅は、嘉義と台南の真ん中くらいにある。駅に着くと、ロータリーには数台のタクシーが待機している。
烏山頭ダムは広大で、タクシーをチャーターすると、ダム八田與一記念公園など、見どころも案内してくれる。料金は、みんなの書き込みを見ると、800元だったのかな。ゆっくり回って、ほぼ2時間半くらい。
この旅行の2年ほど前に映画「KANO」が日本でも大ヒットした。映画では甲子園大会で準優勝した嘉義高校野球部の活躍と並行して、烏山頭ダム完成までの苦難が描かれていた。
運転手から公園内の説明を聞く連れ合い。私より中国語が上手い。
これは、雨量計。
この水路が、嘉南平野を一大穀倉地帯に変えた。
映画「KANO」の撮影地、と書いてある。
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